【2016/3/21まで延長決定!】君といたい 児玉小枝写真展 -どうぶつたちの命と心をみつめて-るんびにい美術館
2016 / 03 / 01 ( Tue )
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企画展のご紹介
花巻の「るんびにい美術館」で写真展を開催しています。
県内にある動物愛護団体「動物いのちの会いわて」の活動も、一緒に紹介してくださっています。
会の活動の一環、保護施設の様子。譲渡会の様子など盛りだくさん。
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開催期間は3/18までです。
足をお運びいただき、保健所での殺処分の実態。
会が実際にどのような活動をしているのかをご覧いただけましたら幸いです。

問い合わせは「るんびにい美術館」へお願いいたします。
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君といたい  児玉小枝写真展
-どうぶつたちの命と心をみつめて-
会場:るんびにい美術館 (社会福祉法人光林会が運営するアートと憩いの空間です)
〒025-0065 岩手県花巻市星ヶ丘1丁目21-29
TEL;0198-22-5057
FAX:0198-29-5058

2016年1月22日(金)~年3月18日(金)
開館時間:10:00~16:30
休館日 毎週水曜、2/23(火)
《 入場無料 》
助成・いきいき岩手支援財団

どうぶつが好きな人にも、そうでない人にも見ていただきたいと願っています――

るんびにい美術館ブログより抜粋
ブログはこちらから⇒ 「http://museum-lumbi.kourinkai.net/

時に近く、時に少し距離をとりながら、私たちと共に生きるどうぶつたち。奔放な心と行動で私たちを笑顔にしたり、誠実にやさしく寄り添って私たちの心に温もりの火を灯してくれたり。
その一方で、人の社会の一員として暮らしながら人の言葉を持たず、ともすればその存在とその心の声はこの世界から簡単にかき消されてしまう。犬や猫をはじめとする私たちに身近などうぶつたちは、そんな存在です。

フォトジャーナリストの児玉小枝は、どうぶつたちの命と心を見つめ続け、その声なき声を人の社会に伝える活動を続けています。
子どもの頃からどうぶつが好きで、タウン誌の編集者時代もどうぶつの取材にはひときわ力が入ったという児玉はある日、線路わきに無造作に捨てられた水色のビニール袋を見つけます。袋には「犬(死)」と書かれた貼り紙。中には赤い首輪をした白い犬。ゴミのように捨てられた命。
大きな衝撃と悲しみに打ちひしがれた児玉は、この出会いによってどうぶつたちの代弁者としての仕事に導かれていきます。

時としてその野生ゆえに人の社会で疎外される異種の生物であり、一方で心を深く人と交わす大切な私たちの友だち、家族。彼らのあやうげな立ち位置は、私たちの心の曇りによってたやすく揺らぎ、崩れ去ります。どうやったら私たちは、君たちと一緒に生きていけるだろう。

声なき命の声を聴こう。あなたの心は、聴き取ることができますか?その痛みも喜びも私たちが分かち合えるなら、人の世界は必ず今よりやさしく、私たちにとって生きる喜びの多いものになるでしょう。
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動物いのちの会いわてからのお話

岩手県内の「保健所(動物愛護センター)」へ出される猫で助かる猫はほとんどいません;;
「保健所」でも「動物愛護センター」でも、収容期限がすぎたら「殺処分」されてしまいます。
全国的には、むしろ第3セクターのような「動物愛護センター」の方が運用は厳格・・・直ぐに殺処分されています。
県外在住者への譲渡は行っていませんし、保健所・愛護センター等の名称や施設による、殺処分数には大きな差はありません。
殺処分数が少ない「保健所」「動物愛護支援センター」は、
皆、独自のノウハウを駆使し知恵と力を出し合って、官民一体となって殺処分数を減らす努力をしているのが実情です。

全国の殺処分の状況はこちらから→ 「https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

では、今時の「殺処分数ゼロ」への取り組みとは。
① 殺処分ゼロ5年連続ゼロを迎える千代田区のニュースから
保護活動は「TNR」から「TNTA」へ→ 「http://www.yomiuri.co.jp/life/animal/anews/20160222-OYT8T50039.html

② 前人未到の「犬猫殺処分0」を目指す動物愛護センターの画期的な取り組みから
年間20万匹の犬や猫が殺処分されていることをご存知でしょうか?非常識な飼い主のせいで、殺される罪の無い動物達、そして殺処分しなければならない職員さん達、、。そんな過酷な現実を変えていこうと熊本市動物愛護センターは立ち上がりました。目指せ「嫌われ者」 更新日: 2015年11月25日 → 「http://matome.naver.jp/odai/2137448040786520801

では・・・岩手県の実情をご覧下さい
岩手県は、盛岡市保健所と県保健所毎に殺処分数が公開されています。

2014年度の犬のデーター(岩手県・盛岡市保健所抜粋)
 盛岡市保健所で収容し飼い主が見つからない犬は・・・9頭(成犬9頭・内飼い主さんが持ち込んだ犬は2頭)
 殺処分された犬は・・・・・・・・・・   2頭(成犬2頭)
 里親さんが見つかった犬は・・・・ 5頭(内子犬1頭)
    (この数には、いのちの会で引き取った犬達も数に含まれています)
 救命率は、・・・55%・・・です。

 「岩手県の保健所」で収容した犬は・・・・・・221頭内飼い主さんが持ち込んだ犬は67頭)
 殺処分された犬は・・・・・・・・・・  94頭
 里親さんが見つかった犬は・・・・127頭
   (この数には、いのちの会で引き取った犬達も数に含まれています)
  救命率は、・・・57.4%・・・です。

2014年度の猫のデーター(岩手県盛岡市保健所合計)
 盛岡市保健所で収容し、元の飼い主さんが不明・持ち込みの猫とは・・・86匹
 殺処分された猫は・・・・・・・・・・  46匹(成猫1匹・仔猫41匹)
 里親さんが見つかった猫は・・・・ 40匹(成猫28匹・仔猫12匹)
  (この数には、いのちの会で引き取った猫達も数に含まれています)
  救命率は、・・・46.5%・・・です。

 岩手県保健所で収容した元の飼い主不明・持ち込み猫は・・・1124匹
 殺処分された猫は・・・・・・・・・・  995匹(成猫539匹・仔猫456匹)
 里親さんが見つかった猫は・・・・  129匹(成猫18匹・仔猫111匹)
   (この数には、いのちの会で引き取った猫達も数に含まれています)
 救命率は、・・・11%・・・です。

動物愛護法が改正になり、県内保健所(愛護センター)では、飼い犬・飼い猫は引き取りません。
今までは、飼い主さんが飼い犬・猫を持ち込むケースが半数近くでした。
飼主さんからの持ち込みがなくなった時点で、収容数はほぼ半減したはずです。
では、飼育できない・・・という犬猫はいったいどこへ行ったのでしょう。
飼主さんは、どうしても飼えなくなったら、どうしているのでしょう。

保健所へ収容されてくる犬は、迷子・捨て犬等。
犬は、飼い犬と思われる子ががほとんどです。
どこかに飼い主さんがいるはず・・・なのに、お迎えがないのです。

犬自身に問題がある引き取りの最多理由は、吼えぐせ・咬み癖・トイレしつけの失敗です。
これは、飼い主さんがしつけを失敗したからで、犬自体に責任はありません。
飼育方法(しつけ等)の指導、相談も必須重要です。

熊本市動物愛護センターの苦悩が、行くべき方向性を示しています。
職員が努力しても努力しても・・・収容犬猫の待遇をどんなに改善しても、
保健所や愛護支援センターがどんなに立派で、収容頭数が多くても、
貰ってくれる人(里親さん)、預かってくれる人(ボランティアさん)がいなければ・・・
収容する数、キャパをこえたら、殺処分せざるを得ない実情が見えています。

猫も同様です。
猫の引き取り最多理由は、飼い主さんの高齢飼育困難・未避妊による多頭崩壊が群を抜いています。
1人当たりの飼育数も10匹から70匹強・・・と、犬の数の比ではありません。
保健所に飼育が困難だと相談しても、生かすための具体的な支援策は受けられない実情。
飼い猫に不妊(避妊去勢)手術を受けさせれば、今以上には増えません。
避妊手術への助成金等の施策も重要です。

東京千代田区の取り組みが、光となり行くべき道を示しています。
地域の野良猫は、保護し避妊して人にならし、慣れた子から貰い手を探し託していくこと。
ペット飼育okの住宅を増やし、飼いたい方が責任をもって飼育できるように。
飼える環境を整えることも、殺処分ゼロへつながる道だと確信しています。

「動物いのちの会いわて」でも同じ問題点を抱えています

震災時点での保護数は、今までの保護数の倍以上・・・
保護数が増えれば、お世話する人手も必要です。伴う諸費用も倍以上・・・
今日は8人・・・明日はゼロ・・・
日替わりボランティアだけでは、継続した健康管理・お世話は困難です。

200匹を超える生き物をお世話するためには、毎日一定数のお世話になれたスタッフが必要です。平日定期的に無償で通える方はまず・・・いません。きちんとしたケアをするためには、有償スタッフは必須です。ボランティアだから、無償で運営できる・・ワケではないのです。
運営はボランティアでも、掛かる費用運営は一般の会社経営と同じです。
家賃・光熱水費・フード・医療費・消耗品等々・・・
重症・負傷犬猫を1匹保護すれば、医療費だけでその子に10万・・・20万円がかかります。
広い施設を維持するための電気代・灯油代だけでも月々20万以上
施設は「事業所」扱いですから、普通のご家庭なら無料のゴミ処理料でも、毎月5万円・・・がかかる現実。
個人で保護するのも、会で保護する場合でも必要な費用はかかるのです。
費用(運営)を集められなければ・・・直ぐに200匹の保護犬猫たちが路頭に迷ってしまいます。
応援してくださる「会員さん」とご寄付をくださる「ご支援者様」の善意が会の保護犬猫のいのちをつないでいます。
オリジナルグッズ・フリマ等の販売などで、自分たちで、集められる資金が少しでも多ければ多いほど、運営は安定し、継続した取り組みができます。

お外猫(野良猫)については、2011年東日本大震災で被災した猫を
保護しても、多くの戻すべき町(地域)を失ってしまいました。
そこで、難しいのを承知の上で、猫を活かす道を模索し実践して来ました。

保護→不妊手術→人なれ練習→A里親さんへ譲渡

「TNTA活動」です。

しかし・・・保護施設の収容数(キャパ)を超える保護はできません。
猫もいろいろ、すぐ慣れてくれる子もいれば、2年…3年・・・かかる子も。
人手も、保護場所も足りません・・・
そこで、助けてあげたい!と願う皆さんに、野生味あふれる猫を人なれさせるコツ・方法を伝授し、
慣れて甘えん坊になった猫から、会で里親さんを募集し譲渡してきました。
時間も人手もかかる取り組みですが、人と猫の共生、幸せを願い、1匹1匹・・・着実に成果を出し、譲渡を重ねています。

譲渡に際しましては、犬猫は生きているおもちゃではありません。
小さくても「こころ」をもった生き物です。
一度家族に迎えたらその子の天寿を看取っていただきたい。
欲しければ誰にでも差し上げます・・・。
飼えなくなったらいつでも引き取ります・・・。
モノ・・ではありませんから、このような譲渡はできません。

もらいたい犬猫と、実際に飼育することができる犬猫はご家庭によって違いますよ。
こんな考えから、ペットアドバイザー(動物愛護飼養管理士)や飼育経験豊富なスタッフが
家族構成やお住まい等飼育環境に合わせた犬種や猫のお勧め、具体的な飼育方法の説明、住宅への工夫等。
保護犬猫と里親さんとの「マッチング」を重視して譲渡を行っています。

「犬のしつけ教室」は、犬をよく知り家族として終生暮らすために
飼主さん」に覚えて欲しいことを、学んでいただいています。
(犬に覚えてほしいことではありませんよ)

飼育できなくなった・・・相談も急増しています。
個別に相談に応じ、できるだけ現在の飼い主さんが飼い続けられるように手だてを考えます。
難しい場合は、新しい飼い主さんのもとへ、譲渡の道をお手伝いしています。

譲渡が決まりました後も、飼育相談、病の対応等
譲渡した子が天寿を迎えますまで、息の長いケアを行っています。

これは、一愛護団体だけでは難しいことです。
行政、獣医さん、心あるボランティアさんの力も合わせ、周囲の理解を広く得ていかなければなりません。

今、小さな命を救う方法は、飼い主さんが飼育責任を全うすること。
飼育できない・・・不幸な命を増やさないようにすること。
飼えなくなったら、譲渡する道を、手を差し伸べること。
飼育できない犬猫を、捨てない!ようにすること。

「保健所」「愛護支援センター」へ収容してからではなく
「収容させない!ため」に、前段の取り組みがより重要だと考えています。

お外猫は、保護し、避妊・去勢手術をし、人にならして、里親さんに託していくこと。
重要なのは、「今以上に不幸な命を増やさないこと」ではないでしょうか。

県内各保健所は、老朽化がすすみ、動物愛護法改正前の、
殺処分を前提とした、収容施設、生かし譲渡するための設備ではありません。
全国各地で老朽化した施設の建て替えに向けた模索が続いています。
全額公的資金ではなく、寄付金で補おう!知事さんの旗振りも!
全国から新しい取り組みとして注目を浴び、賛否両論が渦巻く中
芸能人の協力をえて、建設費用13億円をあつめる取り組みもスタートしました。
3年間で3億円の寄付をあつめたい。
しかし・・・初年度(2015)の寄付は、経費を除くと・・400万円・・・でした。 

神奈川県平塚市の「動物愛護センター建て替え」の取り組み・動画に151万円 広報紙に1234万円かけ… 県動物保護センター 建設寄付募集→ 「http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201512/CK2015122302000158.html

ハード面も重要ですが、そろそろ、支えるソフト面にも費用や時間を使っていく時期ではないでしょうか。
数十億もの費用を費やしてセンターを一つ建てる・・・
皆がつぎつぎと・・・不要な犬猫をどんどん持ち込む。
収容頭数が多くなればなるほど、運営費も高額になります。
保健所でほかの業務と兼務でいた職員も、専従になります。
収容頭数が増えれば、新たなスタッフも必要になります。
毎年、数億単位での維持管理・人件費・運営費が必要になってくるでしょう。
今の岩手県や盛岡市が、寄付金等を集めても、運営、維持可能かどうかも検討すべきです。

寄付金が、こちらへ集中しますと、寄付で運営している小さな愛護団体等は、即日活動に窮することになるでしょう。
殺処分を「是」としない愛護団体も多いです。 芽を摘むことにならないでしょうか。

希望通りの愛護支援センターが完成したとしても、熊本市愛護支援センターの実情を見ますと
職員たちは、やるべき手立ては尽くしています。
「殺処分ゼロ」実現は、保健所(愛護支援センター)へ犬猫を持ち込まないようにする
持ち込む前の前段の取り組みが重要ではないでしょうか。
持ち込まれた場合は、譲渡を増やしていくための周囲の社会全体への働きかけが必要です。
どのように運営していけばいいのか。
PRしていけばいいのか。市民を巻き込んでいけばいいのか。
スタッフや皆の知恵と工夫、地域社会の理解を広め深めることが保護された動物の命運をわけます。
避妊費用の助成や、飼育できる環境住まいを増やすように周知促進する。
預かり、しつけをしてくれるボランティアさんを増やす等。

少子高齢化が急速に進む岩手県。
県財政の蓄えも、使い果たし・・・残りわずか・・・
岩手県内の人口も震災後、激減しています。
空きの公的施設活用も考慮に入れる等。
あるものを有効活用する事も考えにいれ、皆で知恵を絞っていかなければならない時期です。

愛護支援センターが新しくなってよかったよかった!
終わり・・・ではないのです。
ボランティアさんや理解者を増やし、飼育ができる体制を整える。
社会が広く理解を深め、できることから手を貸してくれる人を増やす事がこれからはより重要ではないでしょうか。

今一度現実をご覧ください。
全国の殺処分数の実態→「https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
   
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